転職を機に技術が高い職場で自分の技術を磨きたい!
と考えて転職活動をする方もいますよね。
しかし、どの会社も自社の技術力に自信があるから実際にどの会社に転職すればよいか分からなくなってしまいます。
本記事では、セラピストが転職をする際に技術が高い会社を見つけ、就職するためのノウハウまで紹介します。
セラピストの技術の高さを定義する
まず、セラピストの技術は大きく分けると二つです。
「リラクゼーション」「医療」の二つです。
リラクゼーションの技術の高い会社
リラクゼーションの技術の高さは、人気度で表す事ができます。
手技だけではなく、コミニケーションスキルなど複合して人気が証明されます。
お客様は、価格に対して価値を判断してリピートするかを決めます。
価格帯が高めで人気がある会社を探しましょう。
オススメは、メニューの幅は数が少なく特殊なメニューがない会社がオススメです。
理由としては、特殊なメニューは手技の幅を広げますが20代では基本となるリラクゼーションを高めていくことに注力するべきだからです。
以上のことを具体的にすると
・SNSのフォロワーが1000人以上のスタッフアカウントがある(人気度)
・1時間10000円以上の平均メニュー単価
・総メニュー数5個以内
やりたいリラクゼーションメニューにこだわりがある場合以外は、上記の項目に当てはまる会社がオススメです。
医療の技術が高い会社
医療の技術が高いというのは、人気度だけでは測れません。
医療的な知識はほとんどないけど、人気があるセラピストも沢山います。
そこで医療の技術が高いという事を別の言葉を使って表現してみます。
医療とは、統計学です。
多くの症例を治すことで、安全性や改善度を証明することが出来ます。
ということは、セラピストの医療的技術は高くなると似たことをやるという事です。
独自の技術ではなく、世界的に共通している技術を学ぶべきです。
医療技術が一人だけ高い会社では、自分のスキルを磨く事ができないので、体系的に医療技術を広めるマニュアルがある会社がオススメです。
マニュアル嫌いな先生がいますが、技術が高くなると結局は同じような施術をすることになるのでマニュアルがあるのと変わりないです。
マニュアル施術でもパターンがあまりにも少ない施術では、ダメです。
部位毎のマニュアル施術が豊富にあり、試験制度などで段階的に技術を学べる会社が良いでしょう。
技術が高い会社の探し方
技術が高い会社は、人材教育に力を入れるため研修期間を設けています。
研修期間が設けてある会社を選びましょう。
技術力が高い会社は、募集人数が少なく就職は狭き門です。
毎年募集していない可能性が高いので、頻繁に転職サイトを確認しましょう。
また、コネクションでしか就職できない可能性もあるため積極的にセミナーなどの参加し人脈を広げましょう。
最終的に技術が高いかを判断するためには、施術を受ける必要があります。
先方に許可を取り自腹で施術を受けたり、面接時に施術を受けてみましょう。
技術が高い会社に入社するためには
技術力が高い会社では、必要としている人材は技術の高さではありません。
清潔感やコミュニケーションスキルなど人間性そのものを多く評価します。
面接にしっかりと準備をしましょう。
また、自分が提供できるスキルがあればアピールする必要があります。
私の過去の経験では、過去の実績を資料としてまとめていたため、パソコンスキルを評価してもらえました。
手技以外で提供できるものを準備していきましょう。
また、モチベーションが高いことや会社が求めている人材を分析して面接に挑みましょう。
まとめ
リラクゼーションと医療の手技で技術の高さを証明するものが違います。
また、技術が高い会社を見つけるのは時間が掛かります。
年単位で転職活動が必要となってきます。
長い目で転職活動を継続しましょう!
技術が高い会社を探し入社することは、難しいですが入社がスタートラインです。
まずは転職活動を頑張りましょう!