鍼灸師の年収は実際どれほど貰えているのか、私自身新卒時に気になっていました
本記事では、私自身の鍼灸師としての年収を公開しています
ライフプランを作成するうえで年収はとても大切です
現在は独立しているので、都内雇われ鍼灸師としての５年間の年収を公開します
鍼灸師の皆さんの参考になればと思います
鍼灸師の平均値
平均を知る事で自分の現在地が明確になるので最初に紹介します
鍼灸師の平均年収は３７８万円（月収３２万円）
給料の幅は年収２８３万円～５６３万円
※求人ボックスというサイトの求人統計データを参考にしています
そして４年生大学の初任給平均は２２万６０００円となっています
※２０２０年厚生労働省データ
少し私の経験を混ぜますが、４年生大学の鍼灸学科と３年生の専門学生では給料の差はありません
４年生大学の方が研究方面に就職しやすいぐらいの体感です
鍼灸師１年目
ここから私の経験になります（都内）
私は鍼灸師１年目では、夜間に柔道整復師の学校に通っていたため雇用形態はアルバイトでした
朝から夕方まで働き月収１５万円ほどです
国家試験直前はバイトも控えていたため年収は１５０万円ほどになります
時給は最低賃金でしたが、施術した人数に応じて+αでいただいておりました
鍼灸師２年目
ここから正社員の雇用条件になります
資格は二つになりますが、給料に特別差がない会社でしたので柔道整復師の免許はアドバンテージにはなりませんでした
月収は２１万円で年収は２５５万円でした（手取り）
一年目は住民税がかからないです
鍼灸師３年目
施術経験を一年間積んで後輩の教育をしていくようになりました
ここで驚いたのですが、月収は一年目と変わらない２１万円でした
むしろ後輩教育で施術人数が減少したためボーナスが減りました
年収２５０万円です
スキルを磨けば年収が上がると思っていた当時に私には衝撃の結果になりました
一年間スキルを磨き後輩の指導を任されたのも関わらず年収が下がったのです
この衝撃から転職を考えるようになりました
厳密には半年経過の段階で転職したので想定年収になります
鍼灸師４年目（転職１年目）
ここから転職後の年収になります
月収２５万円の年収３００万円です（手取り）
この年ではコロナウイルスの影響をあり、ボーナスがなかったです
転職で年収が５０万円ほど増えたので成功といえるでしょう
コロナウイルスがなければボーナス含めて８０万アップの予定でした
鍼灸師５年目（転職２年目）
一年間で昇給をして月収が２６万円になりました
年収は３５０万円です
ボーナスも出るようになり年収が一気に増えました
ちなみに院長などの役職にはついていません
当時２６歳なので鍼灸師仲間の中では多く貰っていた方です
まとめ
私は年収とは個人の能力によるものだと考えていました
しかし違いました
私は転職によって環境を変えて年収があがりました
年収を上げるには、会社で院長やマネージャーなどの役職を変えることや転職によって会社を変えるという大きく環境を変える事が早いです
私は年収を上げるため「転職」と「副業」に力を入れました
少しでも皆様の参考になればと思います
