初めての転職、何から始める? 流れと期間を5ステップで解説
転職したいけど、何から手をつければいいかわからない——初めてなら当然です。準備から内定・退職までの全体の流れと、かかる期間の目安を5つのステップでわかりやすく解説します。
更新 ・ 20代の転職・就職を専門に発信
「転職したいけど、何から手をつければいいの?」——初めての転職なら、そう戸惑うのは当然です。求人を見ればいいのか、まず辞めるべきか、エージェントに登録するのか……順番がわからないから一歩を踏み出せない。でも、これは全体像が見えていないだけ。逆に言えば、流れさえ頭に入れば、転職活動は驚くほど怖くなくなります。転職活動には標準的な「型」があり、準備から内定・退職まで、おおむね2〜3ヶ月で進みます。この記事では、その流れを5つのステップに分け、各ステップの中身とかかる期間の目安、そしてつまずきやすいポイントまで、初めての人にもわかるように解説します。
転職活動の全体像(目安:2〜3ヶ月)
| ステップ | 内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| STEP1 | 自己分析・準備 | 1〜2週間 |
| STEP2 | 情報収集・登録 | 1週間 |
| STEP3 | 書類作成・応募 | 2〜3週間 |
| STEP4 | 面接 | 2〜4週間 |
| STEP5 | 内定・退職交渉 | 2〜4週間 |
STEP1:自己分析・準備(1〜2週間)
「なぜ転職したいか」「次に何を求めるか」を言葉にします。完璧でなくてOK。ここが曖昧だと後のステップ全部がブレるので、最低限「譲れない条件」を3つ決めましょう。
STEP2:情報収集・登録(1週間)
転職サイトやエージェントに登録し、どんな求人があるか眺めます。この段階で「自分の市場価値」の感覚がつかめてきます。エージェントとの面談で、キャリアの棚卸しを手伝ってもらうのも有効です。
STEP3:書類作成・応募(2〜3週間)
履歴書・職務経歴書を作成し、応募開始。書類通過率は一般的に3〜5割程度なので、5〜10社程度に並行応募するのが現実的です。1社ずつだと時間がかかりすぎます。
STEP4:面接(2〜4週間)
通常2〜3回の面接があります。在職中なら日程調整が大変ですが、エージェント経由なら調整を代行してもらえます。
STEP5:内定・退職交渉(2〜4週間)
内定が出たら、条件を確認して入社日を決め、現職に退職を申し出ます。就業規則上は「1ヶ月前申告」が多いですが、引き継ぎを考えて余裕を持つのがマナーです。
準備期間にやること
最初の段階でやるのは、書類の用意と条件の整理です。ここを飛ばして求人を眺め始めると、いざ応募したいときに手が止まります。職務経歴書は書き上げるまでに数日かかるので、先に着手しておいてください。
書くのは、担当した業務、期間、規模、そして数字で言えるものです。「何をしていたか」より「どれくらいの範囲を任されていたか」が伝わる形にすると、読み手が判断しやすくなります。完璧を目指す必要はありません。応募しながら直していけば十分です。
応募から面接まで
応募先は、一社ずつ受けるのではなく、ある程度まとめて動くほうが進みます。1社しか受けていないと、その結果に判断が引きずられるからです。比較できる状態を作っておくと、条件の善し悪しも見えてきます。
面接は、多くの場合2回から3回です。オンラインで進むことも増えました。日程は在職中でも調整できる余地があるので、難しいと感じたら正直に相談してください。夜間や土曜日に対応してくれる企業もあります。
内定から入社まで
内定が出たら、条件を書面で確認します。口頭で聞いた話と、書面に書かれた内容が違うことは実際にあります。給与の内訳、残業の扱い、配属先、試用期間の条件。ここを確認してから承諾してください。
そのうえで、現職への退職の申し出に入ります。就業規則で申し出の期日が決まっていることが多いので、先に確認しておくと予定が組みやすくなります。引き継ぎに必要な期間も見込んで、入社日を相談してください。
よくあるつまずきポイント
- 準備に時間をかけすぎる:完璧な自己分析より、動きながら考えるほうが速い
- 1社ずつ受ける:落ちるたびに振り出しに。並行応募が基本
- 退職を先に切り出す:内定前の退職はリスク大。順番を守って
期間の目安は2か月から3か月ですが、これはあくまで平均です。在職中に進める場合は、面接の日程が取りにくいぶん長引きます。逆に集中して動けば1か月で決まることもあります。焦る必要も、長引いたからといって落ち込む必要もありません。
途中で止まりやすいのは、書類選考で落ちたときと、面接がうまくいかなかったときです。ここで「自分は市場価値がない」と結論づけてしまう人がいますが、落ちる理由の多くは相性や採用枠の都合です。見送りが続いても、応募先の選び方か書類の書き方を見直せば変わることがほとんどです。
それでも進まないと感じたら、一人で抱え込まずに第三者に見てもらってください。職務経歴書は、書いた本人には過不足が見えません。転職エージェントの担当者やハローワークの相談窓口でも、書類の添削は受けられます。
初めての転職では、何もかも自分で判断しようとして疲れてしまいがちです。書類の書き方も面接の受け答えも、正解を知っている人に見てもらえば数十分で済みます。調べる時間を惜しむ必要はありませんが、人に聞いたほうが早い部分は割り切って任せてください。
最後に、在職中に進めるなら現職の業務は手を抜かないでください。引き継ぎが雑になると、退職日の交渉で不利になります。最後まで通常どおり働くことが、結果的に自分を楽にします。
流れを一度通せば、二度目からは同じ手順で進められます。初めてだから時間がかかるのであって、進め方そのものは複雑ではありません。
応募書類の準備に入る段階になったら、転職の履歴書の書き方|職務経歴書との違いと書くべきポイントから始めると迷いません。履歴書と職務経歴書は役割が違います。
よくある質問(FAQ)
- Q. 在職中と退職後、どちらで活動すべき?
- A. 収入が途切れない在職中が基本です。退職後は焦りから妥協しがち。辞めたいけど不安なときも参考に。
- Q. 何社くらい応募すればいい?
- A. 書類通過率は3〜5割程度なので、5〜10社の並行応募が現実的です。1社ずつだと時間がかかりすぎます。
- Q. 退職はいつ切り出せばいい?
- A. 必ず内定が出てからです。就業規則では1ヶ月前申告が多いですが、引き継ぎを考え余裕を持ちましょう(切り出し方)。
- Q. 職務経歴書がうまく書けません。
- A. 職務経歴書の書き方を参考に。エージェントの添削を受けると通過率が上がります。
転職活動は「準備2割、行動8割」。流れがわかったら、まず登録と情報収集から小さく始めてみましょう。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。転職・就職活動の結果を保証するものではありません。各サービスの詳細は公式サイトをご確認ください。