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ニート・空白期間

就職しても続かないのが怖い|ブランク明けに週5で働けるか不安なときの備え方

受かることより、受かったあとが不安。長く休んでいた人ほど、週5フルタイムで働き続けられるか怖くなります。体力・生活リズム・人間関係の3つに分けて、事前にできる備えを整理します。

20代転職ナビ編集部

更新 ・ 20代の転職・就職を専門に発信

面接対策の記事はたくさんあるのに、その先の話はあまり出てきません。受かるかどうかより、受かったあとが怖い。長く働いていない期間があると、こちらのほうが本音だという人は少なくないはずです。朝起きられるだろうか。週5日、8時間を続けられるだろうか。また途中で駄目になって、前より状況が悪くなるのではないか。この不安があるせいで、応募そのものを先延ばしにしてしまう——よくある止まり方です。ですがこれは性格の問題ではなく、体力・生活リズム・人間関係という具体的な要素に分解できる話です。分解すれば、入社前にできる備えが見えてきます。この記事ではその整理をします。

「続かないかも」を3つに分解する

漠然とした不安のままだと、対策のしようがありません。何が不安なのかを分けると、打ち手が変わります。

不安の中身起きやすい時期入社前にできること
体力が持たない最初の2週間通勤時間帯に外出する練習
朝起きられない初日から起床時刻を先に合わせておく
人間関係がしんどい1か月目以降職場の人数・雰囲気を面接で確認
仕事を覚えられない2〜3か月目研修の有無を応募前に見る

並べてみると分かるのは、時期がずれているということです。全部が同時に来るわけではありません。最初の山は体力とリズム、次の山が人間関係と仕事の習得。一度に全部を心配しなくていいと考えると、少し軽くなります。

体力と生活リズムは、入社前から慣らす

いちばん現実的に効くのがこれです。働くこと自体より、決まった時間に家を出て、決まった時間まで外にいることのほうが体力を使います。

入社前にできるのは、この形だけ先に作っておくことです。

  • 出勤時刻に合わせて、外に出る日を作る——図書館やカフェでも構いません
  • 電車が混む時間帯に一度乗ってみる——これが想像以上に消耗します
  • 週2回から始めて、徐々に増やす——いきなり週5にしない

短期のアルバイトや職場体験を挟むのも有効です。働きながら慣らすほうが、部屋の中で準備するより早いことが多くあります。職場体験を扱っている公的な窓口についてはニート・フリーターの就職相談はどこにする?無料で使える公的窓口の違いにまとめました。

体力と並んで効くのが起床時刻です。こちらは直前に変えようとしても間に合いません。

起床時刻は、直前に変えようとしても間に合いません。体が慣れるのに時間がかかるためです。

目安として、入社の2週間前から出勤日と同じ時刻に起きておくと、初日の負担がかなり違います。夜型が続いている場合、いきなり数時間ずらすのではなく、30分ずつ前倒しするほうが定着しやすいはずです。

ここは「気合いで直す」ものではありません。眠れない状態が続いているなら、就職の準備より先に整えるべきことがあります。不眠が続く、気力が湧かない、消えたいと考えることがある——そうした状態であれば、相談先があります。

  • よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・通話無料)
  • こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556

体調の問題を根性で越えようとすると、入社後に崩れます。順番を守るほうが、結果として続きます。

応募の段階で「続けやすさ」を見る

ここは見落とされがちですが、続くかどうかは自分の頑張りだけで決まりません。職場の側の条件も同じくらい効きます。

求人票と面接で確認しておくとよいのは、次のような点です。

  • 研修や教育の仕組みがあるか——未経験を受け入れ慣れているかが分かります
  • 同じ時期に入る人がいるか——一人だけだと聞ける相手がいません
  • 残業がどのくらいあるか——最初の数か月は定時で帰れるかが大きい
  • 入社後に相談できる担当がいるか

これらは面接で聞いて構わない内容です。むしろ聞かれた側は「続ける気がある人だ」と受け取ります。逆に、質問に対して曖昧にしか答えない職場は、入ってから同じ調子である可能性があります。ニート・空白期間があっても就職できる? 面接での伝え方と動き方で扱っている面接の場面で、こちらから確認する視点も持っておいてください。

いきなり正社員でなくてもいい

週5フルタイムが不安なら、そこから始めないという選択もあります。

アルバイトから入って社員登用を目指す、派遣で数か月働いてみる、短時間勤務から始める。いずれも遠回りに見えて、「働き続けられた」という実績が残るという点で意味があります。職歴がない状態から一段進むという意味では、正社員の内定より確実な材料になることもあります。

年齢との兼ね合いが気になる場合はフリーターは何歳まで就職できる?20代のリミットと今すぐやること24歳・25歳で職歴なしから正社員になるには?間に合う理由と動き方で、時間の余裕を確認してから決めてください。焦って正社員に飛びついて3か月で辞めるより、段階を踏んだほうが早いということは実際にあります。

もし続かなかったときのために

最後に、備えの話をしておきます。合わなかった場合の逃げ道を先に知っておくと、かえって続きます。追い詰められていないほうが冷静に働けるからです。

知っておくとよいのは、次のような点です。

  • 短期間で辞めても、次の応募で必ず不利になるとは限らない
  • 在職中から相談を始めてよい(辞めてから動く必要はない)
  • 心身の不調が理由なら、無理に続けるより離れる判断が要ることもある

一度うまくいかなかった経験は、「何が合わなかったか」という具体的な情報になります。次の選び方の材料になるという意味で、無駄にはなりません。

よくある質問

ブランクが長いと、体力的についていけないでしょうか。
最初の2週間ほどは疲れが出やすいという声が多くあります。ただし通勤や勤務のリズムに慣れると落ち着いてくるのが一般的です。入社前に外出の習慣をつけておくと差が出ます。
入社してすぐ辞めたくなったら、どうすればいいですか。
まずは何がつらいのかを具体的に分けてみてください。業務量なのか、人間関係なのか、体力なのかで対処が変わります。心身の不調が続く場合は、産業医や外部の相談窓口に相談してください。
面接で「続けられますか」と聞かれたら、どう答えますか。
不安がないと言い切るより、備えていることを具体的に話すほうが伝わります。生活リズムを合わせている、短期の勤務で慣らしている、といった事実があれば、それが答えになります。
いきなり正社員を目指さないのは逃げでしょうか。
逃げではありません。働き続けられた実績を作ることは、職歴がない状態から見れば前進です。年齢に余裕があるうちであれば、段階を踏む選択は合理的です。

まとめ

「続かないかもしれない」という不安は、体力・生活リズム・人間関係・仕事の習得に分解できます。分解すると、来る時期がずれていることと、入社前にできる備えがあることが見えてきます。

そして続くかどうかは、自分の頑張りだけで決まりません。研修の有無、同期の存在、残業の量。応募の段階で確認できることがあります。不安なら、いきなり週5から始めなくても構いません。

なお、本記事は一般的な考え方の整理であり、医学的な助言ではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関または上記の相談窓口にご相談ください。

続けられるかどうかは、入る前には誰にも分かりません。分かるのは、備えられることが思ったより多いということだけです。

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