他の業界に転職しようかな?
本記事では、鍼灸師を辞めて他業界への転職を考えた時、何をしたらよいかが分かります
鍼灸師の他業界への転職の不安は
・資格取得のための時間や費用が勿体無い
・他の業界に就職できるか不安
・違う業界で合わない可能性は?
・収入や働き方は?
このような不安を本記事で解決します
是非最後まで読んでみてください
鍼灸師の現状
鍼灸師の業界の現状は、求人統計データによると平均年収378万円で月収32万円となっています
40代でも月収30万円という可能性は大いにあります
全体の給与幅は、283万円~563万円と比較的狭いため昇給幅は狭いです
鍼灸師の学校は3年から4年で300万円~500万円となっています
一般私立大学が4年間で300万円前後なので中央値で考えると鍼灸師になるのは+100万円だと考えてよいでしょう
平均年収400万円の業界に転職できれば差額の回収は3年ほどですね
また、求人件数も年々増えていき、介護現場や美容関係の鍼灸師の雇用も増えてきています
データ上では、柔道整復師より鍼灸師の方が平均年収は高いが上限幅が狭いということになっています
しかし、実際の私の転職経験では鍼灸師としての給料は柔道整復師より低いことが多いです
資格手当で月当たり柔道整復師8000円・鍼灸師あんま師7000円というあからさまの差があることもありました
鍼灸学生時代の同級生は、半分ほどは美容鍼灸の世界に行き、残った半分の人も辞めた人が多いです
普段はWEBデザインの仕事をして休日自宅開業で美容鍼をやっている同級生もいます
鍼灸師のスキルとは?
では柔道整復師のスキルを改めて確認してみましょう
骨折・脱臼・捻挫などを含む医療知識
対人コミュニケーションスキル
この二点のスキルがあるでしょう
他には、物販経験から営業スキルが磨かれた人や後輩の指導からマネジメントスキルなんてものもあるでしょう
整形外科やトレーナー・接骨院・整体院など就職した場所によって養われるスキルは様々です
鍼灸師は世間的に指先が器用というイメージがあるようです
転職活動に活かせる場合もあります
転職するならどんな業界?
では、実際に転職するならどのような業界が良いのでしょうか?
上記であげた医療知識を用いてパーソナルトレーナーやヨガインストラクターなど少しずらした転職もあります
また、美容クリニックで鍼灸師ではなく仕事をしているひともいます
全く違う業界への転職をするのであれば、医療知識を用いる事は難しいです
特別なプログラミングスキルや英会話のスキルがあるのであれば専門職への転職もできますが、特に特別なスキルがない場合は、対人のコミュニケーションスキルを活かす事がオススメです
対人コミュニケーションスキルが役に立つのは、営業職や接客サービス業などです
具体的には、保険や不動産の営業・受付スタッフなどです
私は、過去に人材教育系の会社に誘われた事もあります
コミュニケーションスキルと会社内でのマネジメント経験が評価されたのです
意外と転職できる職種は多いです
実際の転職の手順は?
まず最初にオススメなのは、転職エージェントに登録する事です
転職サイトとは異なり、転職自体をサポートしてくれます
職務経歴書の書き方から面接までアドバイスしてもらえます
その後、職務経歴書や履歴書の作成が必要です
実際には書類選考から一次面接から二次面接で合格までの期間は1か月ほどかかります
1社で内定が決まるとは限らないので半年から2か月ほど転職に必要と考えておきましょう
最後に
鍼灸師の仕事は国家資格で更新制度でもないので、他業界への転職後合わなければ戻る事ができます
転職後も休日にレンタルサロンで副業で鍼をするなんてこともできます
近年鍼の需要は高まっています
鍼をしたいと思うときにまた始めれば良いと思います
3年は務めるべきなんてよく言われてますが、本当に自分に合う職業を見つける方が大切です
他業界への転職活動をしてみて改めて鍼灸師の世界を好きになる事もあるでしょう
まずは転職活動を始めてみるのが良いと思います
転職を焦って決めてしまう心理状況になる前に転職の準備をする事をオススメします